☆消費者安全のちいさな家☆

土庫澄子(とくらすみこ)のブログ/PLケーススタディ/消費者事故調査/100%文系がイノベイティブな安全思想と技術の架け橋になりたい/事故防止台車/sstokura@gmail.com

砂時計

こんにちは

消費者安全問題研究会の土庫です

 

今年も押し詰まって参りました

いかがお過ごしでしょうか

 

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いつになく夢中で

一年が過ぎたような気がします

 

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今年の前半は

エレベーターで荷物を運搬する際の

 

事故防止策を考案し

搬送台車の特許を頂きました

 

100%文系の私が

台車装置の機能をあれこれ考え

 

作図法のテキストを見ながら

図面を描いてみたり。。

 

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新年は

こんな私に頂いた特許を大切に

 

実用化に向かって歩いてみたいと

思っています

 

それにしても特許のための

文書を書くのはドキドキしました♪

 

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今年の後半は

 

4年前に出版したPL法の本の

第2版を上梓いたしました

 

タイトルは、前と同じ

「逐条講義 製造物責任法」です

 

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初版をアップデートする

第2版ということで

 

漢字ばかりの固いタイトルは

そのままですが

 

今回は

法律の話だけでなく

 

再発防止のために行う

事故調査のやり方や

 

消費者事故調査が行われた

実際のケースにも

触れるものにしています

 

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第2版に追加した

新しいPL裁判例には

 

高齢者介護に使う製品がでています

 

父の在宅介護・療養と並行して

第2版の改訂作業をしましたので

 

いろいろと身にしみることがあり 

少しでも

 

家族介護をなさる方々の役に立つように

できるだけ丁寧に書いたつもりです

 

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表紙の砂時計は

PL法という法律の話と

 

再発防止のための事故調査の話を

砂時計にたとえてみたものです

 

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ガラス管の上の部分に入っている砂を

事故に直接間接につながる

様々な要因になぞらえ

 

ガラス管の真ん中の絞られた部分を

砂が通っていく様子を

 

PL法に基づく責任があるかという

一点に絞った検討になぞらえ

 

ガラス管の下の部分に流れ落ちて

砂が底に広がりながら積もっていく様子を

 

事故の再発防止のための幅広い検討に

なぞらえています

 

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砂時計のたとえが伝わるか心配でした

 

本の「おわりに」を

お読みくださった方から

手紙を頂きました

 

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とても嬉しかったところを

引用させていただきます

 

「砂時計ーこれはとても重要なのです。

会社もそうでしたが、どんな世界でも

次の社会をつくっていく要因は

今起きている小さな部分社会なのです」

 

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もともと砂時計が好きで

表紙は砂時計のイメージにしたいと

思っていました

 

父を看ながら

改訂を進めるうちに

 

砂時計のたとえを

書きたくなってしまいました

 

おかげさまで

書いてよかったと思います

 

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こちらは、

先日見つけた砂時計です

 

いまはデジタル計が多く

砂時計は少なくなっているそうです

 

砂時計は形も美しく

使われてほしいなと思います 

 

 

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つい長くなりました

お読みくださってありがとうございます♪

 

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どうぞよいお年をお迎えください

新年もどうぞよろしくお願いいたします🎍