機械と人間-引き続き、チャペク
こんにちは。
消費者安全問題研究会の土庫です。
九州の震災にお見舞い申し上げます。
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出席した会合のレポートや感想をここに書きたいと思いながら
なかなかブログを書けずに、時間が経ってしまいました。
いろいろな方とのやりとりを消化しきれていないと思います。
池の飛び石を飛ぼうとして、距離を測りかねている感じでしょうか?
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うまく言えないので、今、心に響くチャペクの一節をご紹介します。
「機械は人間の創造能力を抑えつけてはいない。その能力から生じているのだから。
人間と機械の間に葛藤はないのだ。
上述の機械を正しく扱っていること、
またはその機械が人間の手を逸脱しないことを前提とするならば。
しかし、人間の組織と完全性が、機械の組織と完全性と同じように安全に続くかどうかを問うならば、
事態はまったく別のように思われる。
または人間に関する諸事の修正に、機械についての達成にたいするのと
同じほど多量の想像力とノウ・ハウを投資するかどうか、である。
わたしが結論として言いたいのは、
人間についての諸事に同じほど多くの関心をわれわれが投入するかどうか、なのだ。」
(カレル・チャペック「機械による支配」カレル・チャペック飯島周訳『いろいろな人たち』所収)
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読めないチェコ語の原文の意味をあれこれ想像しながら
写経のように、写してみました。
「不用意にも作品のなかでロボットを発明してしまった」(同上)チャペクにとって、
”機械と人間”は、作品に触れる読者に向けて繰り返し書きたいテーマだったのでしょう。
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いろいろな方との、さまざまなやりとりのなかで
混沌としてしまったときに、
相談するようにチャペクの文章に触れると、
とても落ち着くときがあります。
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今日は九州でがんばる友人の女性のバースデー
お祝いに💐にしてみました。
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バースデーを迎えた彼女、薄むらさきを好きかしら?
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今後ともどうぞよろしくお願いいたします。